戸建ての床のリフォームについて~費用やおすすめ床材をご紹介 

毎日歩いている我が家の床。
物を落としてしまって傷がついてしまったなど長年住んでいると床には思い出のようにいろんな傷や凹みがついてしまうものです。

劣化してしまった床のリフォームを考えている方の参考になるように、費用や床材の種類について詳しくご紹介していきたいと思います。

目次

戸建ての床のリフォームにかかる費用について

戸建ての床のリフォームにかかる費用

リビングなどの床にフローリングが、張ってあるお家多いと思います。

フローリングの張り替えを検討する際の目安となる費用について12畳と20畳のお部屋で費用がどれぐらいかかるのかをみていきたいと思います。

フローリングの張り替えを検討される場合まずは新しいフローリング材を選びましょう。

その際防音あり、なしで10万円程度金額が変わってきますのでその点についてもフローリングを選ぶ際には気をつけてください。

フローリング張替の場合

フローリング張替ケース

12畳のフローリングを張り替える際に必要となる費用について

既存フローリング撤去及び処分費用 3万円程度
フローリング張り工事(下地補修含む)15万円程度
フローリング材(接着剤など含む)12万円程度 

12畳のフローリングを張り替えるのに必要となる費用合計は30万円程度となります。

20畳のフローリングを張り替える際に必要となる費用について

既存フローリング撤去及び処分費用 5万円程度
フローリング張り工事(下地補修含む)20万円程度
フローリング材(接着剤などを含む) 15万円程度

15畳のフローリングを張り替えるのに必要となる費用合計は40万円程度となります。

1階の床をリフォームする際は、床下の構造体の調査も一緒にすることをおすすめします。

下地補修の際に床下の土台や大引きといった構造体が傷んでいたり、シロアリが発生していたりがあった場合はいくら床を綺麗にしても土台となる部分が傷んでいてはよくありません。

その際は調査費用や構造体の補修、メンテナンスの費用も発生してきます。

選ぶフローリング材においても金額が変わってきますので張替えを検討する場合は、施工業者からお見積りをきちんと出してらい、出来れば2~3社からお見積りを出してもらう方が施工方法などもわかり良いと思います。

無垢床の張替の場合

垢材のフロ-リングの張り替え方法もあります。
無垢材とは

一枚板の木材を加工した床材のことで、無垢材のフロ-リングのメリットは、木材そのものになるので湿気を吸収したり、放出したりと床材そのものが呼吸していてくれるので季節に合わせて環境の良い室内へと湿度環境をコントロールしてくれます。

デメリットは無垢材以外のフローリングより価格が高くなってしまうケースが多いでしょう。

無垢材のフローリングを検討する際は参考にしてみて下さい。

リフォームするのにおすすめの床材

リフォームするのにおすすめの床材

床材にはフローリング、タイル、クッションフロア、カーペット、畳など、様々な種類があり、リビング、トイレ、台所、寝室など使用場所によっても用途が変わってきます。

代表的な床材一覧
  • フローリング
  • タイル
  • クッションフロア
  • カーペット

家の築年数とともに床も傷んできてリフォームを検討される方に参考になるように、おすすめの床材5つをご紹介していきます。

フローリング

フローリング

フローリングには、多様な色や大きさのフローリングがあり、明るい感じからシックな感じと種類が豊富にあるので自分のイメージする室内にあった床にすることが可能な床材です。

フローリングのメリット

  • 掃除がしやすくこぼした水などもふき取ることができ染みなどになりにくい
  • ダニの発生が少ない

デメリット

  • 物を落とした時などにできる凹みや傷の補修が難しい

フローリングが適した部屋は、ホール、廊下、リビング、ダイニング、寝室、子供部屋などになっています。

タイル

タイル

タイルは、傷や凹みのつきにくい素材の床材です。
色や大きさ、デザインも多様にあるので好みのタイルをみつけることができるでしょう。

タイルのメリット

  • 傷がつきにくい
  • 掃除がしやすい
  • よっぽどのことがない限りメンテナンスや補修をしなくてもすむ

デメリット

  • タイルは冷たいので足元がよく冷える
  • 硬いのでこけたりした時に危ない

タイルが適した部屋は、玄関やポーチといった土間、台所などの水廻りの床、ランドリースペースの床などになります。

クッションフロア

クッションフロア

クッションフロアは、既存のフローリングのリフォームを考えた際に、悪い箇所だけ部分的に直して既存のフローリングの上にクッションフロアを貼るといったリフォームの方法もあります。

クッションフロアにもフローリングのような木目調といったデザインのものもありますし、タイル調やいろいろな柄の物があるので室内のイメージを崩すことなくリフォームができます。

クッションフロアは、防水性が良く、抗菌、防カビなどの機能も備えているので、トイレなど子供が汚してしまったりなどの時も素早く掃除ができ水廻りにも最適な床材です。

クッションフロアのメリット

  • 掃除がしやすく、抗菌、防カビ機能に優れている

デメリット

  • 傷や凹みなどがついたりすると補修やメンテナンスがしにくい

クッションフロアの適した部屋は、リビングやダイニング、寝室、子供部屋などにも使用できます。
水廻りとなる台所、洗面所、トイレなどには最適です。

カーペット

カーペット

カーペットは、素材自体が素足出歩いても気持ちが良いほど柔らかく、そのまま座っても暖かく快適に過ごす事ができます。

カーペットのメリット

  • 暖かく柔らかい素材で保温性に優れている
  • 遮音性能もよい

デメリット

  • デメリットは、掃除がしにくい
  • 水などをこぼした後が染みになったりする
  • ダニの発生もありえる

カーペットに適した部屋は、リビング、子供部屋などになってきます。

畳

畳は、日本の昔からある日本独自の床材となります。

畳の表に藺草という植物を乾燥させ織ったもので、畳を新しく変えた際は、独特の藺草の癒される日本の香りみたいな匂いがしていると思います。

最近では、建材でつくられている畳ボードなどもあります。

畳のメリット

  • 防湿効果があり、防音性にもすぐれている

デメリット

  • 凹んだ時や傷がついた時のメンテナンスがしにくい
  • 家具などを長期に畳の上に置いていて移動させた時などの色褪せが目立つ

畳が適している部屋は、和室。
建材の畳ボードの場合リビングの床の上に敷いたりとして使うこともできます。

戸建ての床をリフォームする時に気になること

住みながら床リフォームが可能?

戸建ての床のリフォームをする時は、仮住まいが必要か?など悩みますよね。

床のリフォームの場所によって変わってきます。

職人の出入りや作業の音などが我慢できる場合は、子供部屋や寝室、和室といった部屋の床であれば住みながら床のリフォームは可能となってきます。

トイレの場合の床の改修の場合は、便器を一度外してしまうのでトイレの使用が不可能となります。
その場合施工業者が仮設トイレを外に用意してくれるのでその場合も住みながら直してもらうことは可能となってくるでしょう。

洗面所の床の場合は浴室へ繋がっているとお風呂の使用が出来なくなるため仮住まいしながらのリフォームの可能ですが、銭湯などを考える必要があります。

台所の場合はキッチンが使えなくなるので床リフォームの際は食事の準備が出来なくなります。
長期にわたり使用できなくなるようでしたら仮住まいを考えた方が良いかもしれませんが、キッチンだけすばやく工事をしてもらえるのであれば住みながらでも可能になるので施工業者に頼んでみましょう。

工事期間は?

工事期間は6帖の部屋の床を改修するのに、リフォームする床材にもよりますが、3日~14日程度で工事できると思われます。

傷んでいる箇所などが多い場合はもっと日数がかかる場合がありますのでリフォームする際は工事期間などについても質問してみて下さい。

戸建ての床リフォームまとめ

まとめ

戸建ての床のリフォームについて 費用やおすすめ床材をご紹介しました。

床材にもたくさんの種類があり使用する部屋によって使い勝手のよいイメージの合う床材を検討してみてください。

床をリフォームする際は床下の状態、シロアリなどの調査も忘れずにしてもらい、もし土台などが傷んでいる場合などは、一緒に補修、メンテナンスをしてもらうことをおすすめします。

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